「骨盤が狭くて、痩せてもくびれができない」
「お尻が小さくて、女性らしい体型にならない」
とお悩みではありませんか?
骨盤が狭くてもメリハリボディをつくることはできます。骨盤の動きを良くし、正しい筋トレをすればいいからです。生まれ持った骨格である骨盤の大きさは変えられませんが、骨盤のゆがみを矯正し、動きやすくすることで姿勢が良くなり、スタイルアップすることは可能です。
今回は、骨盤が狭い体型の特徴と原因を説明します。また骨盤が狭くてもメリハリのある体型をつくる方法も紹介しますので、ぜひ最後までご確認くださいね。
骨盤が狭い体型の特徴
骨盤が狭い体型には、以下のような特徴があります。
- お尻が小さい
- 寸胴
- 身長が低い
それぞれ解説しますね。
お尻が小さい
骨盤が狭いと腰幅も狭いので、お尻が小さい傾向にあります。骨盤が狭いのでたとえお肉がついたとしても、お尻がさほど大きくならないのが特徴です。
寸胴
骨盤が狭いと腰幅も狭くなるため、どうしてもウエストから骨盤にかけてのラインに差がつきにくいです。そのため、どんなに痩せてもくびれができにくく、寸胴にみえてしまう特徴があります。
身長が低い
身長が低いと骨格自体も小さい人が多いので、骨盤も狭い人が多いです。しかしこちらに関しては個人差が大きく、仮に身長が低いとしても骨盤は広い人もいます。
それでは、骨盤が狭い原因とは一体なんでしょうか?
骨盤が狭い原因
骨盤が狭い原因は、以下の2つがあります。
- 骨格の遺伝
- 生活習慣
それぞれ解説しますね。
骨格の遺伝
骨盤の大きさは骨格の遺伝が大きいでしょう。肩幅も広い人や狭い人がいるように、骨盤も広い人もいれば、狭い人もいるのです。先祖代々から引き継いだ骨格の遺伝が、たまたま骨盤が狭かったということになります。
生活習慣
昔と今とでは生活習慣が大きく変化し、その生活習慣の違いで骨盤が狭くなっているとも言われています。
例えば、
「床に座っていた→椅子に座る」
「布団を敷いて寝ていた→ベッドで寝る」
「和式トイレ→洋式トイレ」
など、昔よりも足腰を使わなくなった現代の生活習慣により、骨格にも影響があるようです。また、お産の時に骨盤が開くよう、スクワットやストレッチをするように言われます。そう考えると、骨盤が狭い・広いはもとの骨格だけではなく、それぞれの生活習慣の影響もあるように思えます。
つぎは、骨盤が狭くてもメリハリボディをつくる方法を紹介します。ぜひ実践してみてくださいね。
【骨盤が狭い人向け】メリハリボディをつくる方法
骨盤が狭い人でもメリハリボディをつくる方法は、以下のとおりです。
- 股関節のストレッチ
- 筋トレ
それぞれ解説しますね。
股関節のストレッチ
股関節のストレッチすると、骨盤周辺の筋肉が柔軟になり、骨盤のゆがみが矯正されます。姿勢も良くなり体のバランスが整うので、スタイルアップして見えますよ。また外見的なメリットだけではなく、体内でも嬉しい変化がたくさんあります。
股関節のストレッチで得られるメリットは、以下のとおりです。
- 骨盤のゆがみ改善
- 姿勢改善
- 血行がよくなる
- むくみ・冷え性・肩こり・腰痛などの改善
- 生理痛軽減
- 運動機能向上
見た目にも体の内側にもたくさんのメリットがあります。ぜひ、股関節ストレッチの時間を生活習慣に取り入れてみましょう。
こちらのYouTubeは、実際にレッスンを受けているような感覚でストレッチできます。ぜひ実践してみてくださいね。
筋トレ
メリハリボディをつくるのに鍛えておくべき部位は以下のとおりです。
- お腹の横(腹斜筋)
- 背中(広背筋)
- お尻(大臀筋)
- 胸(大胸筋)
それぞれ解説しますね。
お腹の横(腹斜筋)
お腹の横にある「腹斜筋」を鍛えるとウエストが引き締まり、きゅっとしたくびれが作れます。
こちらのYouTubeは、なんとご本人もくびれが無かったのにこのくびれを作り上げたそうです。ぜひ、実践してくびれをゲットしましょう。
背中(広背筋)
背中の筋肉を引き締めると、すっきりとしたウエストラインができます。くびれをつくるとき、お腹ばかりに意識が向きがちですが、背中も一緒に鍛えるとくびれがより綺麗にできますよ。
こちらのYouTubeは、レッスン形式で進めてくれるので初心者さんでも取り組みやすいです。ぜひトライしてみてくださいね。
ヒップアップ(大臀筋)
お尻の筋肉を鍛えて桃尻を目指すと、メリハリがつきます。とくに外国人風のプリッと丸みのあるお尻を意識するとスタイルアップに見えます。
こちらのYouTubeは、どこの筋肉を鍛えているかきちんと意識できるように作られているので、筋トレに慣れていない方でも取り組みやすいですよ。ぜひ、実践してみてくださいね。
バストアップ(大胸筋)
バストアップすると、ボディバランスがよくなります。ウエストのくびれを綺麗に見せるにはバランスも重要になるので、ぜひ、バストアップでメリハリボディを完璧にしましょう。
筋トレに慣れていない方は、いきなり全部に取り組むのは大変だと思います。無理せずにまずは筋トレを生活習慣に取り入れることから始めてくださいね!毎日ひとつずつ順番にトレーニングし、慣れてきたら少しずつ増やすと継続しやすいですよ。
継続が大事なので、無理せずに続く範囲から始めましょう。
まとめ
骨盤が狭い体型の特徴は、以下のとおりです。
- お尻が小さい
- 寸胴
- 身長が低い
骨盤が狭い原因は、骨格の遺伝と生活習慣の影響が大きいです。
骨盤が狭い人がメリハリボディをつくるには、「股関節のストレッチ」と「筋トレ」がおすすめです。
股関節のストレッチは、骨盤周辺がほぐれ骨盤矯正にもなります。また姿勢も良くなりスタイルアップして見えます。見た目だけではなく、体の内側にも嬉しい効果がたくさんあるので積極的に股関節ストレッチをしましょう。
筋トレは、ウエストのくびれを意識したトレーニングとヒップアップやバストアップも行うことでバランスを整えていきます。ボディバランスが良いとくびれもより綺麗に見えますよ。
ストレッチも筋トレも継続が大切です。はじめからすべてのメニューをこなそうとすると、すぐに挫折してしまう恐れがあります。無理せずにひとつずつはじめてみましょう。